17 Jan 抜け毛 シャンプー 危険度
世の中に抜け毛で悩んでいる人は男女ともに増加傾向をたどっています。
抜け毛に対して危機感を持ち、薄毛を隠している人は男性だけではなく女性層も多いです。
薄毛やはげの原因にはストレスや遺伝などの内的要因もありますが、紫外線や蒸れなどの外的要因も無視できません。
平均的に一日の髪の自然脱毛本数は50本ですが、100本を超えれば危険信号です。
また薄毛対策としては、新生毛(髪の毛の子供で日々生えている)をいかに抜かずに、育てることが出来るかが大切なポイントになります。
まずはシャンプーによる【洗い方】についてです。
髪の洗い方で指や爪を立ててガシガシ洗っている人は非常に多いです。
この洗い方シャンプー後に爽快感を感じるかもしれませんがお勧めできません。
実はその洗い方では頭全体が洗えている様で、ほとんど洗浄効果がなく毛穴の汚れも取れていません。
また、洗えていない割には頭皮への刺激が強いために新生毛が抜けやすく注意が必要です。
ですので、髪を医学として捉えている美容師の先生から教えてもらったオススメの洗髪方法をご紹介します。
まずは頭皮全体をマッサージして前後左右に動かして血行を良くしましょう。
それから掌に500円程度の大きさのシャンプーを取って手全体に延ばして頭皮に付けて、手全体で優しく洗いましょう。
この方法で洗うと泡が頭皮から上へ泡立ってきます。
キューティクル構造上、向きは頭皮側が締まり上側の方が開いています。
下から泡をたてることでキューティクルの開いたところに付着した汚れも押し出されて効果的に洗えます。
そして頭皮や毛穴の中の汚れも綺麗に洗えます。
その後はしっかりとすすぎましょう。
また【シャンプー】も非常に重要です。
シャンプーの原料には薄毛に悩む方にとって無視できない数々の成分が含まれています。
まずは〈石油系界面活性剤〉です。
〈石油系界面活性剤〉として代表的なものが「ラウリル〇〇…」、「ラウレス〇〇…」等と表記されているものです。
〈石油系界面活性剤〉の特徴を挙げていきます。
・価格が安価
・洗浄効果が強い
「ラウリル〇〇…」はもともとはエンジンオイルと落とす工業用洗剤の原料で「ラウレス〇〇…」は強度を少し弱めたものです。市販のシャンプーでは薄めてありますが髪をパサつかせたりキューティクルを壊す原因だったりします。
・刺激が強い
乾燥して肌荒れを起こします。目に悪影響を及ぼし障害を招きます。動物実験では受精卵を破壊した実例もあります。原液はトレーラーで「毒」表示をして運ばれます。
・性質としてタンパク質を破壊します。
そのことで、頭皮にダニ、汚れ、ゴミが入り込みやすくなってしまいます。
〈石油系界面活性剤〉はシャンプーとしては洗浄効果、刺激が強いために毛根を生成することを妨げます。
また刺激成分により頭皮が荒れるので新生毛にとっても生き残るのが厳しい環境になります。
皮脂を取り除く力も強力で、頭皮の荒れや乾燥が促進して毛根が弱くなりやすくなります。
人の体質よって取り除かれた皮脂を補おうとして、過剰に皮脂が分泌されて逆に毛穴に汚れが溜まってしまうという場合もあります。
どちらにしても毛根の環境としては良くありません。
〈石油系界面活性剤〉を使用したシャンプーは抜け毛に悩んでいる方にとって大敵です。
また安全性を重要視しているシャンプーには「きしみ感」がある製品があります。
きしみが発生することで髪同士の摩擦が発生して髪や新生毛が抜けやすくなります。
石鹸シャンプーも油分を吸着させる力が強く、きしみが強いので注意が必要です。
薄毛に悩んでいる人は〈洗髪方法〉をしっかりとマスターし、〈シャンプー選び〉も慎重に行うことが大切になってきます。
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