18 Nov モデーア シャンプー 危険
モデーア社(旧ニューウェイズ社)のシャンプーについて紹介します。
幾つかラインナップがある中で今回はモデーアシャンプーについて紹介します。
広告宣伝では
『汚れや皮脂をしっかりと落とし頭皮を健やかに』
『うるおいを与え、毛先まで美しく』
と宣伝しています。
モデーア社は2015年4月に旧ニューウェイズ社から社名変更されました。
この会社のコンセプトは昔から『何を入れないか』、『安心安全』が謳い文句でした。
マニキュアの除光液ですら飲んでも害がないと目の前で実験をしている人をみたことがあるくらいです。
モデーア社になってその会社の遺伝子は引き継がれているのでしょうか。
安全性に関してはかなり期待を持てますがいかがでしょうか。
内容成分を見ていきましょう。
石油系界面活性剤は含有されてはいませんでしたが代打として
〈オレフィン(C14-16)スルホン酸Na〉が含有されています。
ラウレス硫酸Na並の強い脱脂力を持つ。浸透性は少なく、皮膚刺激性は高くなく気泡性が非常に高い特徴があります。
石油系界面活性剤の様に身体への深刻なダメージはありませんが
食器を洗う合成洗剤に使われているような成分なのでもの凄い洗浄力です。
ですので頭皮への刺激もそこそこあります。
悪名が高い石油系界面活性剤の〈ラウリル…〉、〈ラウレル…〉等はメーカーにとってはコストの安さと洗浄力は非常に魅力的に映ります。
でも自然派を謳うシャンプーには使いにくいのが現実です。
そこでちょうど良いのがこのオレフィンスルホン酸です。
特定危険物質に該当しないので『無添加』と謳うことが出来ます。
非常に聞こえが良い商品を作ることができます。
しかし食器や住居用洗剤としても使われるために脱脂力が非常に強力です。
そのことが髪のパサつきを招いたり、過剰な脂分の分泌を招いたり頭皮のコンディションを狂わせるので少々曲者です。
また他にも〈塩化Na(塩)〉が配合されています。
塩は使用者にとってはあまり嬉しい作用は少ないと思います。
海に入った後は髪がゴワついたという経験は多くの方がされていると思いますが、その現象が実はシャンプーの際に起きているのです。
原料にシリコンや油分等が含まれているので、目立ったゴワつきがみられないのはその為です。
そして塩と髪の間では浸透圧が違うので、塩が髪の水分を取ってしまいます
塩は髪に残りやすいので常に乾いてしまう状態を作ってしまい、タンパク変性を起こして白っぽくなる作用もあります。
塩を配合すると泡立ちが良くなりとろみも出て安価なため、コストダウンを図るために多くの企業が原料でつかっています。
パラベンの代わりに含有されている〈メチルクロロイソチアゾリノン〉という防腐剤にも油断が出来ません。
かなり毒性が強い化学物質で経費吸収しやすく体内に蓄積します。
他のネットワークビジネス社のシャンプーと比較すると安全性は高いといえます。
個人的な感想ですがニューウェイズ社の時は塩化Naが含有されていなかったのに社名変更してから
含有されていたので、製品に関するコストはシビアになったんだなという印象です。
また飲んでも良いという人が大勢いましたが果たして本当でしょうか?
とんでも話にしか聞こえません。
市販のシャンプーは購入する価値が見いだせませんが、このシャンプーならば比較的まだ購入する価値は多少あるのかもなという感じです。